押し入れやケースの中にしまい、久しぶりに取り出すとベトベトしていたということ、よくあるかと思います。
このベタ付きは、名称は「加水分解」という現象が原因です。
今回のケースとして、「コンデンサマイク」のベト付きを解消してみました。
※なお、精密機械の場合は自己責任でお願いします。
結果:before &after
まずは以下、作業前と作業後の結果です。


いかがでしょうか。
左はベトついていますが、右は上部以外はベト付きがないように見えます(両方画像加工なし)。
右側は「無水エタノール」をタオルに含ませ、一度拭き取ったもの。
一度では頑固なベトベトは取りきれませんでしたが、数回繰り返すと以前と同じようにサラサラ&ベト付きがなくなりました!
無水エタノールを選んだ理由
今回のベト付き解消の対象は以下のため、無水エタノール一択でした。
- 精密器材(コンデンサマイク)
- ベト付きが全体に発生していたため、キッチンハイターを水で薄めて使うのはNG。
- 上記と同様に、重曹を水に溶かして使うのもNG。
- 別な物でベト付き解消するために消しゴムを使ったことがあったが、時間効率が悪い上に手間がかかる。
- 無水のまま使えばすぐに揮発するため、もしも少量の原液が内部に入っても大丈夫そう。(さび、腐食などのリスク減らせる)
キッチンハイターや重曹では、水を使用する必要があるので、機械類には絶対に使えませんね。
結果、無水アルコールで拭き取り、色ハゲや動作も問題なくベト付きのみが除去できました。
準備する物・手順
手順は至ってシンプルです。まずは以下を準備しましょう。
準備する物
- 無水エタノール
- 使い捨てもしくはゴム手袋
- いらないタオルや布切れ
手順
1、まずは換気をし、手袋をしましょう。
ベト付きをダイレクトに触らないというのと、無水エタノールでの手荒れ防止です。
また、換気をしないと具合が悪くなる可能性があります。
合わせて、火が近くにないことを確認します。⇦引火します。機械であれば、電源がOFFになっていることと、コンセントから抜けていたほうがいいかもしれません。
2、無水エタノールをタオルにつける
量が多く出るので、容器をゆっくり傾けていったほうが無難です。
3、ベト付き除去対象をタオルで拭く
エタノールをつけたタオルで拭きます。
軽度のものであれば一度で取れると思います。頑固なベト付きは、何度もエタノールを付け直して何度も拭きましょう。
そのうちベト付かなくなります。
※念のため、機械・器材内部に流れ込まないように注意してください。
4、素手で触って、ベト付きが取れたら作業終了です。
使用対象
無水エタノールは下記のような製品・機械のベタつき除去に便利です。
- カメラ
- ゲームなどのコントローラ
- PC周辺機器
- マイク(コンデンサ)
- その他精密機械類
ただし、自己責任でお願いします。責任は負えません。
代替手段
前項でも記載いていますが、無水エタノールを使う以外にもベト付き解消の手段はあるのでケースバイケースで試してもいいと思います。
- 漂白剤を水で薄めて使う
- 重曹を水に溶かして使う
- 消しゴムを使う
1、漂白剤を使う
キッチンハイターを使う場合、原液のまま使うとゴムなどが溶けてしまう可能性が非常に高いので、必ず水で薄めましょう。
おおよそ、水1リットルに対してキャップ一杯分の濃度(通常使用より高濃度)です。
部品が外せるのであれば、溶液の中につけ置きできます。
部品が取り外せないのであれば、溶液を染み込ませたタオルなどを巻きつけます。
10分ほど放置後に取り出し、最後に流水で洗い流しましょう。
泡ハイターであれば薄める必要がなく、直接吹きつけ・5分程度放置後に流水で洗い流して終わりです。
2、重曹を使う
重曹を使う場合は、上記の漂白剤を使う手順とほぼ同じです。
水100mlに対して重曹少量(小さじくらい)の溶液を作り、漂白剤と同じ作業でOK。
つけ置きする時間は半日くらいかかります。
つけおき後は流水で洗い流し、タオルで拭き取ります。
3、消しゴムを使う
一番単純で簡単ですが、綺麗になるまで擦る必要があり、消しかすなどのゴミも出ます。
小さい部品や無水エタノールも使えない時の最後の手段でいいと思います。
まとめ
時間を節約する場合:無水エタノール
機械・器材に使う場合:無水エタノール
綺麗にベト付きを除去したい場合:無水エタノール
大量につけ置き・使用する場合;漂白剤、重曹
こんな感じでしょうか。参考になれば嬉しいです!
■無水エタノール一本
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■たくさん無水エタノールを使う
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■まとめ買い(20本)
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